|原価計算入門

  

―2-3.画面メニュー操作の手順|個別原価計算―

 

前回は”原価集計番号の設定と計算の概要“の説明を行いました。
今回からは実際の画面メニューとその操作手順についての説明を行います。
 

下図は「実績原価計算教育用ツール」の”メインメニュー部分”です。

それぞれボタンを押すと、各データの設定シートにジャンプします。

 
操作手順は下記の流れになります。

マスタ設定
・品目マスタ、製造番号マスタ、時間単価マスタ、経費率マスタ、予定原価を登録します。

実績データ入力
・購入データ、入出庫データ、実績工数を登録します。

残高データ入力
・在庫品台帳の前月末データ、原価計算表の前月データを登録します。

計算の実行
  ・計算処理を実行します。
  ・指図数に対し完成入庫が完了した場合は、製造番号マスタで完了登録を行い、再度計算処理を実行します。

計算結果の確認
   ・作成した在庫品台帳、原価計算表を表示します。
   ・原価計算表は、単票形式の表示ができます。
   ・原価計算表(単票)からは、材料費明細、加工費明細の表示ができます。

 
今回は実際のメニュー画面の簡単な説明を行いました。
次回からはマスタ設定等の詳細設定の説明を行う予定です。